いざという時の為に供花のマナーを語る日記帳

2017年01月03日

供花は遺族の意向を聞いてからが基本

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スペースの問題や重なることで遺族に迷惑がかかってしまうこともあるので、供花に関しては贈る前に必ず遺族に確認してからにします。最近は供花を断る遺族もいるので、事前に確認するのがマナーです。逆に祭壇が大きい場合には花代が多くかかるので、贈ることを事前に知らせておけば祭壇を小さくしても華やかにできることがわかるので、遺族から感謝されることもあります。個人で贈るときには、花屋へお願いする生花に、団体の場合は葬儀社へ依頼する花環になります。

生花の場合、ユリやキク、カーネーションなどが一般的で、近年では黄色いキクや胡蝶蘭なども多くなってきています。基本的には淡色で白や淡い色に紫か青を混ぜますが、キリスト教の場合は白一色です。仏式の場合には故人が好んでいた花でもよく、神式では仏式に準じますが白や黄色などの質素な花が一般的です。そして、キリスト教式では生花のカゴ盛りや花束というスタイルがほとんどです。祭壇に飾る生花の場合、種類や色彩を統一する必要があります。

そのため、葬儀社がまとめてセッティングすることになるので、葬儀社に依頼しあとから支払いをします。または、遺族から葬儀社に頼んでもらうのもひとつの方法です。さらに、供花の手配は通夜の前、知らせを聞いたのが遅かった場合には葬儀の前までに届くようにするのが一般的なマナーです。葬儀社を通さない場合には、会場の飾り付けが始まる前までに到着するように手配します。