いざという時の為に供花のマナーを語る日記帳

2017年01月15日

供花を注文するときのマナーと注意点

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通夜や葬儀で、花は大変重要な意味を持ちます。会場や祭壇を彩る花のことを「供花」と呼びます。差し上げた会社名や、個人名の札が掲げられているのが特徴です。このような花があることで、会場の雰囲気が柔らかくなり、より故人をお見送りするのにふさわしく仕上げてくれます。また、ご遺族の心を穏やかにする効果にもなりますし、故人の魂を弔う意味もあります。このように大変重要な意味をもつ供花には、マナーや注意点がいくつかあります。まず、地域や、風習によって大きな違いがあるのが特徴です。訃報をうけた際に、喪家側から注文を取りまとめる場合は、一緒にお願いしましょう。

また、喪家が取りまとめていない場合は、担当の葬儀社に直接連絡して依頼すれば、会場とのバランスのよいお花を提案してくれるでしょう。また作成には時間がある程度かかりますので、注文は通夜や葬儀の三時間前にはすませましょう。もし自由に花を持って行ってよいスタイルの葬儀で、個人的に注文する場合は、なるべく白色を基調として作成してもらいます。薄い紫や青色までならばよいです。明るい雰囲気の赤や黄色は控えるのがマナーです。花の種類は、菊・胡蝶蘭・カーネーションなどが適しているとされています。また花に飾るリボンの色も、喪に服した黒やグレー、白色でまとめましょう。

供花は一つを「一基」と呼びます。二つで「一対」として送る場合もあります。値段の相場は、7500円から15000円が最もポピュラーです。清算は、参列時や、後日振込なので行われます。またキリスト式の葬儀の場合は、小さな籠に入った形状のものが多いです。これは教会に持って入れるように作られているからです。仏教でもちいられる菊はあまり使われません。また棘のあるバラも使われません。このように花は、大変美しく重要な意味をもちますが、会場とのバランスなどもありますので、担当の葬儀社や喪家に確認してから送るとよいです。

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