いざという時の為に供花のマナーを語る日記帳

2017年01月09日

取引先の葬儀に供花する際に注意したいこと

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取引先で不幸があった際に、葬儀に供花をと思う人は多いと思います。しかし、そこで気になるのがマナーです。失礼にならないように注意して、故人に対する哀悼の意を表しましょう。まずはじめに、お花を送りたい場合は、送っても良いかを相手方に確認します。葬儀場に問い合わせれば、取引先の葬儀の意向等は教えてもらえます。お花等は辞退という場合もありますので、その場合は無理に送ったりするのは避けましょう。取引先のご意向に沿うことが何より大切になります。次に、供花をどこに頼むかですが、私はいつも葬儀屋さんか、相手方の地元で葬儀用の花をよく扱っている花屋さんがあれば、そこに頼むようにしています。

分からない場合は、葬儀場に問い合わせて教えてもらいます。またその際は出来るだけ他の方の物と近い大きさの物にしてもらっています。自社の物だけが大きすぎたり、派手過ぎるような事の無いように配慮するよう心掛けます。時折、わざわざ派手で大きなお花を送る方も見られますが、なぜこの方がこんなに大きな物を、と戸惑うこともあります。もちろん、特別に親密な関係であれば、一対送ることもありますが、大抵の場合は一基ですし、何より葬儀の場において、目立ち合戦や自社アピールと取られかねない行為には、気を付けなければなりません。これは自社のイメージを損なうというより、相手方に対して大変失礼ですし、見苦しいです。

以前、ある地名士の葬儀にてあるお花の中に、見えにくい場所に一輪、葬儀では見かけない花が入っているものがありました。後に、それは故人が大切に育てていた花であり、愛好家仲間の方からの供花であったと知りました。控えめに見えないようにひっそりと加えられた一輪の花に、その方の故人への想いが感じられ、大変心を打たれました。会社でも個人でも、葬儀において最も必要なのは、故人やご遺族への想いと気遣いです。マナー違反だけはしないように注意しながら、自分達の気持ちをきちんと伝えましょう。

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